視力矯正手術(比較)
視力矯正手術は、今日では一般的に広く行われるようになってきました。
一口に視力矯正手術といってもRK、PRK、LASIKなどのいくつかの方法があります。
手術に多少の違いはありますが、いずれも角膜の表面を切開切除したり、レーザーを照射して屈折力を変えるものです。
角膜は意外にも体の中では爪に次いで硬く、また毛細血管などが通っていないため異物への拒絶反応が起こりにくいのが特徴です。
このように堅牢な角膜の性質を利用して屈折異常を改善するのが視力矯正手術です。
RKではダイヤモンドメスで角膜の表面に放射状に切開します。
メスを入れた角膜の表面は眼圧で切開周辺部が盛り上がり、その結果角膜表面が強い凸状に変化するのです。
こうすることで屈折力が弱まり、網膜上に像が結ばれるようになり、近視が矯正されます。
PRKもLASIKもエキシマレーザーを応用しますが、PRKではボウマン膜に、LASIKでは角膜にレーザーを当てて角膜の屈折率を調整する方法です。
どの方法をとっても角膜細胞に酸素や栄養分を供給している角膜内皮を傷つけることはありません。
視力矯正手術の広がり
視力矯正手術はメガネやコンタクトなどの光学機器を使わないで、目の屈折異常を根本的に解決する手段として大変有益です。
メガネなどの不便さ、煩わしさから解消されるのはもちろんのこと、像がゆがんで見えたり、目に傷をつけるという心配がないのが利点です。
レーシック手術は1999年の秋にゴルフ界で有名なタイガーウッズが受けたことでも、その名が広められました。
以前はコンタクトレンズを使用していた彼も手術を受けたあとは、目にゴミが入ったり、目が乾く心配もなくなり、そこからくる心理的プレッシャーから開放されたと語っているそうです。
レーシックの絶大な効果に大満足の彼は、とうとう手術を受けたTLCレーザー・アイセンターのキャラクターにまでなってしまった程の状況です。
アメリカでは1996年から始まったレーシック手術は飛躍的に数を伸ばし続け、いまやその手術の件数は年間200万件を超えるという勢いです。
日本でも着実にその治療件数は増え続けており、アメリカの水準に到達するのも、それほど遠い話ではないという予測がされています。

