糖尿病による視力低下
中高年になると、生活習慣病の心配がありますが、特に食べすぎや運動不足が原因で起こるとされる糖尿病は現代社会が抱える危険な病気の一つです。
糖尿病はすい臓から分泌されるインスリンが不足したり、すい臓の機能が低下してしまうことにより、体内でブドウ糖が有効利用されずに血液中のブドウ糖の値である血糖値が高くなってしまう病気です。
高血糖の状態が続くと網膜の毛細血管がもろくなっていきます。
これを網膜症と呼んでいますが、網膜がむくんできたり、出血すると視力低下を招き、やがて失明に至ることもあります。
糖尿病網膜症が原因で失明してしまう患者は多く、中途失明の起因の第一位という不名誉な統計も出ています。
糖尿病を診断されてから10年後に網膜症になったという人も多いように、糖尿病網膜症はゆっくりと進行する特徴があります。
初期の頃には自覚症状が無いことがほとんどの為、視力低下や飛蚊症の症状をおこして初めて、糖尿病網膜症をわずらっていることに気が付くケースもあります。
早期発見が大事になりますので糖尿病の人は血糖コントロールのみならず、眼底検査も受けるように習慣付けましょう。
VDT症候群
VDT症候群とは、VDT(Visual Display Terminal)の略です。
ディスプレイを使った作業が原因となる疲労で、その中でも目の疲れは、テクノストレス眼症とも呼ばれます。
ディスプレイを使うものは現代社会でコンピュータ以外にも、テレビ、ゲーム、携帯電話など、たくさんあります。
仕事のみならず勉強や遊びなど、さまざまなディスプレイを使う生活を続けていくうちに、VDT症候群と呼ばれる疲労をうったえる人が増えています。
このような作業をしている人の、なんと6割以上が目の疲れや、イライラなどの「テクノストレス」に悩んでいると言われているのです。
どのような症状がでるかというと、疲れ目のほかにも、目が乾く、鈍い痛み、目の充血、視界がぼやける、視力の低下、結膜炎、角膜炎、涙液の減少などです。
充血や、かすみ目、視力低下などは自覚症状としてわかりやすいものです。
目の異常だけではなく食欲の低下や胃の痛みなど体の異常があったり、イライラや不快感など精神的にも症状がでることがあります。
VDTの連続作業時間が長くなればなるほど、眼性疲労は多くなります。
眼を含め、VDT作業が多い人は何か不調を感じたときは、眼科での診察をオススメします。

