視力矯正手術

視力矯正手術の際のインフォームドコンセント

インフォームドコンセントを直訳すれば、「情報を提供された同意」つまり、医師は患者にその病気についての十分な情報を提供して詳しく説明すること、患者はそれを理解して、納得・同意して、手術などの治療を受けましょうということですが、視力矯正手術においても、カウンセリングや手術前検査が終わった段階で、患者の目の状態や視力、その方の希望なのさまざまな要素を総合的に判断した上で、どの視力矯正手術が最適であるかを一緒に考え、術後のケアなども含めて手術についての説明を詳しく受けることになります。
疑問点などがある場合はこの際に納得のいくまで質問することです。
カウンセリングを受けたからといって必ずしも手術を受けなければならないというわけではありませんので、心配な点をすべてクリアして手術を受けることになります。
手術の日程に関しては、患者の都合にもよりますが、術前検査の日から遅くても1ヶ月以内が良いでしょう。
検査から日数が経ちすぎると目の状態が変わってしまうと再検査ということもあるので、その点には注意が必要です。

角膜移植

角膜移植を待つ患者は全国で数千人以上と言われているのにも関わらず、提供される方が少なく、3年以上も移植手術を待っている人がたくさんいるのが現状です。
そこで1995年から眼科医療と社会をつなぐ「角膜センター・アイバンク」が設立され、角膜確保への努力が実を結ぶ時代が来ることが期待されています。
アイバンクに献眼できるのは次のよう方です。
【@アイバンクに登録されている方でご家族のご承諾があるときAアイバンクに登録されていない方でもご家族のご承諾があるとき、Bご高齢の方、乳幼児の方、白内障など目の手術を受けた方でも可能、C遠視・近視・老眼の方でも可能、D死後10時間以内の方(10時間以上経過していても献眼できることがあります)、E移植を受ける方に影響のある感染症のない方(B型肝炎・C型肝炎・その他)F死因が確認できる方】です。
このように年齢制限がないことや、近眼や老眼や、網膜などの疾患で眼のご不自由な方でも角膜は充分、移植に活かせることができ、視力障害で角膜移植を待つ患者の方のためになることを、社会に広めていくことも必要のようです。