視力矯正手術を受けられない人
視力矯正手術にはRK、PRK、レーシックなどが有り、最先端のとても魅力的な治療方法ですが、残念ながらその手術を全ての人が受けられるわけではありません。
術前検査の結果次第では手術が適応されない人もでてきます。
手術を受けられないとされる人は次の通りです。
@20歳未満の人。
特に小中学生では近視の度数が進む場合も十分に考えられ、眼軸の長さも発達することがあるので、近視度数が固定するまで手術は受けられない。
A角膜に疾患や異常が見られる場合。
B緑内障や白内障、網膜剥離などの目の内部に重度の異常がある場合。
Cさかさまつげ、重度の結膜炎などの異常がある場合。
D極端に軽度の近視の場合(マイナス1D程度で裸眼視力が0.5以上)E超強度の近視の場合(マイナス10D程度で裸眼視力が0.01以下)であるなど、おおまかな目安として頭に入れておくと良いでしょう。
また、糖尿病を抱えている患者は糖尿病性網膜症になっているケースも多くこのような患者が手術を受けると失明してしまう可能性があります。
まず糖尿病を治療して、その後に手術を考えることになります。
肝炎や膠原病などの患者、妊婦や授乳期の女性も同じ考えです。
視力矯正手術前の検査
視力矯正手術前には、他の手術の時と同様にまずカウンセリングによる問診が行われます。
患者の病歴や目の状態を詳しく調べるものです。
カウンセリングが終わると次のような検査が行われます。
@「視力検査」この場合は5メートル先のランドルト環の方向を答えるものではなくコンピューター処理された双眼鏡のような中を覗いて測定するものです。
A「屈折力検査」レフラクトメーターという機器を使い、角膜と水晶体の屈折度を測ります。
B「眼底検査」目に風を当てて測定します。
眼圧異常の人は緑内障の疑いがあります。
C「細隙灯顕微鏡による前眼部検査」スリットランプの強い光を目に当てることにより角膜や水晶体、硝子体など眼球内部の状態を調べ白内障などの病気の有無を検査できます。
D「角膜曲率半径測定検査」オフサルモーターで角膜の湾曲の度合いを測定します。
E「角膜内皮細胞の撮影」スペキュラーマイクロスコープという顕微鏡で角膜内皮細胞の数や密度を測定します。
F「角膜厚の測定」ペン型のパキメーターという超音波測定器で角膜の厚さを測定します。
G「角膜形状解析」トポグラフィーという機器で角膜の形を測定します。
この機器が開発されたことで視力矯正手術の精度がアップしました。
これらの検査にかかる時間はおよそ30分と見ておくと良いでしょう。

